こんにちは、ゆーた(@ycstff23)です。
今回は、『超すぐやる!』を紹介します。
著者は、作業療法士の菅原洋平さんです。
この本は、イラストを使ってとても分かりやすく説明してくれるのでとても読みやすい本になっています。
要約
いろんなことが気になってなかなか行動できない人のために、
「身の回りにあふれる情報の上手な扱い方」「情報との賢い付き合い方」テーマに教えてくれます。
たくさん溢れている情報を的確に処理して、行動する。アウトプットする。
いらない情報は捨てて、必要な新しい情報を得る。
今の時代は、
情報をどれだけ有効に活用できるかで、仕事の成功左右すると言えます。
情報を有効活用して、行動に移すための本になっています。
学べたこと
ワーキングメモリとは??
ワーキングメモリとは、
必要な情報を頭の中に置き、使いやすいように加工して、必要な時に取り出せる記憶。
情報過多の時代にはこの記憶が重要になってくる。
簡単に言うと、
適切な情報を使いこなす力を身に着けることが大切。
ワーキングメモリの役割
- 情報をすぐに使える状態でストックする
- ストックした情報を加工してつなげる
- 必要な情報をつなぎ合わせて使う
覚えてた記憶を、どう加工し、何とつなげ、いつ使うか。
脳を鍛える方法
脳を鍛えたいからといってムダにタスクを増やすことはよくない。
脳を鍛えるには、脳の活性をうまく増減させることが必要。
脳の活性を減少させることにより、
脳の処理速度が高まり、負荷が減り、効率がよくなる。
ムダなタスクを減らす
↓
脳の眠っている機能を起こして、情報処理効率を上げる
↓
脳の活性が減少する
↓
新しいタスクを追加して、高い処理能力でタスクをこなす
このサイクルを繰り返すことで脳が鍛えられる。
「させられマルチタスク」をなくす
脳は勝手にマルチタスクを作り出しているから、
忙しくないのに忙しいと感じることがある。
- 目的を持って行動する
- 作業を行うための姿勢を整える
この二つを意識するだけで、
マルチタスクを軽減できるようになる。
逆に、
何も考えずに、ダラけた姿勢で作業をしていれば、
情報に流されて、無駄にマルチタスクになってしまう。
イスに座るときは、両足をつけて、背筋をピンと伸ばす。
まずはよい姿勢で作業しましょう。
周りの人が姿勢が悪いときほど、意識して姿勢を正すようにするのが効果的。
ここぞという時に力を発揮する方法
そのイベントまでの日常の生活(食事、着る服、作業の順番など)をルーチン化することで力を発揮できるようになります。
これにより、
脳が扱う無関係な情報を減らすことができます。
そして、脳に余裕が生まれた分だけ、
脳はイベントのシミュレーションに力を注げるようになるためです。
脳が未来をシミュレーションする時間を取れるようにすることが未来への成功へと繋がる。
情報の見落としを防ぐ方法
本人がもともと興味の持っている情報は見落としにくい。
必要な情報の見落としを防ぐには、
自分をよく知り、自分のテーマや関心事を明確にしておく必要がある。
自分のことを分かっていると、
必要な情報が自然に目に飛び込んでくるようになる。
今自分に何が必要なのか常に把握していることが大切。
「構え効果」を知る
「構え効果」とは、
情報を受け取る時に無意識に「こうあるはずだ」と決めつけてしまうこと。
例えば、
探しものをしている時、いくら探しても見つからないないのに、
ふとした時に探し物が見つかることも「構え効果」が関係しています。
「構え効果」の存在を知り、常に常識を疑うことで、
「構え効果」に左右されず見落としを防げるようになります。
効率のよい勉強法
- インプットした後にアウトプット
- 毎日コツコツ続ける
- 目的を持って勉強する
- 一つだけ勉強するのではなく他の勉強もしてみる
分かってもらいたいときこそ相手にしゃべらせる
優秀な営業マンは自分がペラペラ喋るのではなく、
相手に自分の言いたいことを言わせる(アウトプット)機会を与えています。
これもインプットよりアウトプットの方が理解が深まることを利用しています。
言いたいことを自分で言うより、
相手に言わせることを心掛けるようにすると商品が売れやすくなります。
フロー状態になる
フロー状態とは、
身体が勝手に動くように作業に没頭すること。
フロー状態になることで、
自分を一段高い次元に成長させることができる。
フロー状態を体験するポイントは、
- 眠くない
- 明確な目標がある
- 目標実現のために必要なフィードバックがある
- 自ら能動的に行動する
このポイント押さえて、
フロー状態になり、どんどん成長していきましょう。
睡眠コアタイムを増やす
何をするにもとても重要な睡眠。
睡眠のコアタイムを増やすことが大切になる。
睡眠のコアタイムとは、
1週間、毎日必ず寝ている時間。
例えば、
平日の睡眠時間:23時~6時、
週末の睡眠時間:2時~12時の場合、
睡眠のコアタイムは、2時~6時の4時間となる。
この睡眠のコアタイムが短いと、
いくら週末に長い時間寝ていても、昼間に眠くなってしまう。
睡眠不足を防ぐには、
睡眠のコアタイムを伸ばすことが大切です。
目的を手段に変える
目的そのものに対しては、フロー状態に起こりにくい。
例えば、
「部屋を片付ける」のを目的にするのではなく、
「女の子を部屋に呼ぶ」ことを目的にすると、
「部屋を片付ける」は手段になる。
こうすることでフロー状態を体験しやすくなる。
目の前のことだけではなく、
それを行った未来の状態に目を向けることが大切。
まとめ
この本を簡単にまとめると、
- ワーキングメモリを使う
- ムダな情報は減らす
- シングルタスクをする
- フロー状態を極める
- 目的を手段に変える
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