本紹介【31】『「言葉にできる」は武器になる。』

こんにちは、ゆーた(@ycstff23)です。

今回は、『「言葉はできる」は武器になる。』を紹介します。
著者は、梅田悟司さんです。

こんなあなたにおすすめ
  • 「言葉にできる力」を手に入れたい
  • 自分と向き合いたい
  • 自分の気持ちを知りたい

要約

「伝わる言葉」と生み出すには、
自分の意見を育てるプロセスが重要であり、
その役割を「言葉」が担っている。

まずは、自分の中の「内なる言葉」の存在を知ることから始まる。

思考を高めるにも「内なる言葉」が使われている。
思考を深めていかなければ、言葉を成長させることはできない。

「内なる言葉」で思考を深めて、
「外に向かう言葉」に変換する流れを体験できる本になっている。

学べたこと

伝わり方のレベル

  1. 不理解・誤解
  2. 理解
  3. 納得
  4. 共感・共鳴

共感・共鳴とは、
話した内容を理解し、心が動かされ、自らの解釈が加わっている状態。

そこまで行くことがコミュニケーションの醍醐味。

意見を育てる

結局、相手に伝わり、胸に響く言葉を生むには、
自分の意見を育てるしかない。

相手が聞きたいのは、「言葉」ではなく「意見」。

自分の意見をしっかりと持っていたら、
相手に伝わる言葉を使えるようになる。

この意見を育てるには、
自分の「内なる言葉」と向き合う必要がある。

「内なる言葉」が重要

「内なる言葉」とは、
物事を考えたり、感じたりする時に、
無意識の内に頭の中で発している言葉。

例えば、
子供が外で遊んでいて、「元気だな」「かわいいな」と心の中で思っている言葉。

『考える = 内なる言葉を発している』

考える時に使う「内なる言葉」の語彙力が増え、
幅を広げ奥行を持たせるほど、思考が進んでいるといえる。

「内なる言葉」で発していない言葉は、「外に向かう言葉」に出るはずもない。

一人の時間をつくる

意見や思いを育てるには、
一人の時間をつくることが重要。

その時間で、
自分自身から湧き出てくる「内なる言葉」と向き合う必要がある。

どんな時に、どう考え、どんな言葉が生まれているのか、
自分自身で把握しておくことが大切。

例えば、
楽しい時、何を感じているのか?
辛い時、何を感じているのか?
成功した時、何を感じているのか?

あるインプットに対して、どういった感情が生まれるのか?
これを知っておく必要がある。

自分の気持ちに丁寧に向き合うことが、
「外に向かう言葉」に変化をもたらすだけでなく、
今後の人生を変えていくことになる。

思いが言葉の重みを生む

言葉を発する側の人が、自分の体験で本心を語っていたり、
心から伝えたいと思うことによる「必死さ」「切実さ」によって言葉が重みを持つ。

どんな表現の技術を学んでも、
上辺だけの言葉やどこかで聞いたことあるような受け売りの言葉では、
聞き手は軽さや浅さを感じてしまう。

「思い」がなければ、どんなことを言っても相手に響きにくい。

この「思い」を育てるためには、
自分と向き合って自分自身を知る必要がある。

動きたいと思わせる

言葉において大切なのは、
「人を動かす力」ではなく、「人が動きたいと思わせる力」。

人を動かすことは不可能。
動きたい気分や空気を作ることしかない。

『星の王子様』で有名なアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリはこう述べている。

船を造りたいなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要なない。
代わりに、広大で無限な海の存在を説けばいい。

引用:「言葉にできる」は武器になる。

動きたいと思ってもらうには、
自分がやりたいことや、やらせたいことを命令するのではなく、
人の心をワクワクさせたり、ときめかせたりするしかない。

相手に思いを伝えるには、
自分が物事に対して、本気で考え、信じていなければならない。
また、成し遂げたいことや理由が明確でなければならない。

その自分の考えに自信を持つためには、考えを深めることが不可欠。
自分の考えや思いを把握しておくことが大切。

「言葉にできる」が武器になる

全てを理解していなければ、言葉にできない。

内容を完全に理解していれば、物事を過不足なく要約できるはず。

「内なる言葉」に意識を向け続ける習慣をつけることが大切。

この習慣を積み重ねることにより、
自分の思考が深まり、「外に向かう言葉」が相手の心に響くようになる。

そして、納得や共感が得られるようになっていく。

「内なる言葉」の存在を知り、ちゃんと向き合っていくことが大切。

「内なる言葉」を育てる

「内なる言葉」が豊かになることは、
「外に向かう言葉」のタネが充実すること。

つまり、「内なる言葉」を育てなければ、「外に向かう言葉」は磨かれない。

なぜなら、言葉は思考の上澄みでしかないから。

「内なる言葉」を育てるには、
頭に浮かんだ言葉を書き出していくしかない。
頭の中だけ考えても、頭の中で整理され、考えが深まることはない。

「内なる言葉」の育て方

  1. アウトプットする
  2. 拡張する
  3. 化学反応させる

この本では、
「内なる言葉」を育てる手順が具体的に紹介されています。

この手順にそって進めていくと、
脳内が整理され、考えがまとまっている状態になります。

日本語の型を知る

  1. たとえる(比喩・擬人)
  2. 繰り返す(反復)
  3. ギャップを作る(対句)
  4. 言い切る(断定)
  5. 感じることを使う(呼びかけ・誇張・擬態)

これらの型を知ることは、
自分の言葉を磨く道のりを最短距離にすることを可能にしてくれる。

型を知り、型を破った時に初めて、本当の意味での自分の言葉が生まれる。

まとめ

この本を簡単にまとめると、

  • 「言葉にできる」が武器になる
  • 「内なる言葉」の存在を知る
  • 自分と向き合う時間を作る
  • 物事を本気で考え、信じる
  • 型を知り、型を破る

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